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8月18日更新!掲載件数651件!

知らないと危険!助成金・補助金にありがちな4つの誤解!

毎年、経済産業省や厚生労働省をはじめとするさまざまな機関から、数多くの助成金・補助金を給付しています。助成金・補助金は、ほとんどが返済不要。まさに、お金がもらえるのです。でも、さすがに簡単にはもらえません。ときには、時間も労力もかかり、「タダただほど高いものはない」なんてこともあります。
そんな助成金・補助金に対して、初心者が思い込みやすい危険な誤解をご紹介!

すぐにはもらえない!?

「助成金・補助金がもらえる」と聞くと、どんなことを思いますか?人によっては聞いた瞬間に、もう、もらった気になっている人もいます(^_^;)

でも、残念ながら、そんなに甘くはありません。

すぐにもらえる助成金・補助金など、まず、無い!
助成金・補助金をもらうためには、おおまかに言っても、申請、審査、事業実施の結果報告、受給というステップがあります。申請に必要な書類を用意し、審査に通り、支給決定の通知書が届いた後に、口座に入金されます。申請から受給までの期間は、だいたい申請後約3〜6ヶ月程度が多いようです。ただし、期間は助成金・補助金によって異なりますので、それぞれについて確認する必要があります。

また、事業向けの助成金は、ほとんどが計画段階で申請し、計画を実施した後に、計画通り行った報告と合わせて支給申請し、助成金・補助金が受け取れるのは、その後です。

ふぅー…、想像以上に時間がかかって、がっかりですね。

でも、時間がかかっても、もらえるのと、もらえないとは大違い!

助成金・補助金のなかには申請労力の割には、大きな額が受給できるものもあります。
そういうものは、時間がかかっても、申請してみる価値はあります。

実施後はもらえない!?

助成金・補助金はほとんどが、事前申請が基本です。

そのため、すでに実施しているものについては申請できません。

「えっ?つい先日、従業員に講習を受けさせたんだけど…」

残念ですが、それは申請できません。

たとえば、創業してしまった後では、創業補助金は申請できませんし、人材育成のための講習を受けさせた後に、その教育訓練の助成金を申請することはできないのです。
これから取り組むという計画段階のものだけ申請することができます。

起業しよう、従業員の人材教育をしよう、設備投資をしようという事業者にたいし、
「その計画がしっかりしていて、ちゃんとできたら、支援金を出しますよ。」
というのが助成金・補助金ということなんですね。

なので、何らかの事業計画を考えたら、実施する前に、助成金・補助金で該当するものがないかチェックしてみるとよいでしょう。

必ずもらえるわけではない!?

もう一つがっかりすることが…。

それは、誰でももらえるわけではないということです。実施前に計画し、申請しても必ずもらえるわけではありません。助成金・補助金には予算があるので、その予算内での支援となります。たくさんの応募が集まって予算が無くなれば、公募期間内でも、募集終了です。また、事業内容や申請書の出来によって採択されたり、しなかったりもします。簡単に言えば合格、不合格のようなものですね。助成金・補助金の合格率すなわち採択率は、それぞれの助成金・補助金によって異なります。高いものであれば9割以上採択されますが、多くは4~7割程度といったところです。前年度の応募数と採択数が発表されていることが多いので、そちらが参考になるでしょう。

もうかったら返さないといけない!?

すぐにはもらえない!先の計画にしかもらえない!必ずもらえるとは限らない!
なんか、これを聞くとちょっと気持ちが凹みますよね。

でも、まだ、がっかりすることがあるんです。なんと、一部の助成金・補助金では、返さなくていけない!!!なんてことも!

創業補助金の場合、補助金を受け取った後も5年間の収支報告をして、儲かっていたら、儲けや内容に応じて返還しなければいけないのです。申請までに計画を立て、書類を書き、起業し、一生懸命に働きながら、また数々の書類を書き、厳しい会計処理をし、(助成金・補助金を受け取ると会計処理も厳しくなります。)あげくに儲かったら返せと…。

これは、どういかがなものか?

なので、どの助成金・補助金を申請する場合でも、一応、受け取った後どうなるのか、キチンと説明を受けておきましょう。特に返還義務の有無は重要なチェックポイントですね。

助成金・補助金は
・すぐにもらえない ・実施後はもらえない ・必ずもらえるわけではない
・返さないといけないものもある
ということ。

なんだという気持ちになりますが、先にこのことを知っておけば、申請するかどうかの参考になるし、後から言われるよりも不満は少しになります。

いろいろ比べ、申請から受給までの期間が短く、もらえる率が高く、返還不要の助成金・補助金もあるので、そちらに力を入れましょう!