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平成28年度農業生産資材価格「見える化」推進事業

農業者の所得の向上を図るには、肥料や農薬、農業機械、飼料などの農業生産資材
を、農業者が少しでも有利に調達することが重要です。その際、農業者が資材の価格
等に関する様々な情報に触れ、比較検討した上で資材を選択できるよう、価格情報を
適切かつ使いやすい形で発信していくことが必要です。
このため、本事業では、幅広い関係者が農業生産資材の価格等を公表できる環境整
備に向け、次の取組を実施することとします。
１ 農業生産資材の価格の「見える化」の内容及び仕様の検討等
農業生産資材の価格の「見える化」を図るウェブサイト（以下単に「ウェブサイト」
といいます。）の構築に当たり、農業者にとって有益かつ使いやすい仕組みを構築す
る観点から、農業者や農業生産資材の関係者、有識者等から構成される検討委員会を
設置し、ウェブサイトの具体的な内容や仕様等を決定します。
２ ウェブサイトの構築及び運用の開始
１で決定された内容及び仕様等に基づきウェブサイトを構築し、運用を開始します。
３ 農業者の満足度アンケートの実施及びウェブサイトの改善提案等
２の事業実施主体を含め、ウェブサイトの運用事業を行っている者に広く協力を求
め、ウェブサイトを活用した農業者の満足度等を確認するためのアンケートを実施す
るとともに、アンケートにより抽出された課題を解決するため、ウェブサイト及びそ
の運用の改善方策を検討し、提案します。

事業の成果目標
本事業の成果目標は、事業の種類に応じ、それぞれ次に掲げるとおりとします。
（１）農業生産資材価格の「見える化」の内容及び仕様の検討等
検討委員会での議論を踏まえ、少なくとも３種類以上の農業生産資材（例：肥
料、農薬、農業機械）について、ウェブサイトの具体的な内容や仕様等を取りま
とめるとともに、その内容を、第３の２の事業実施主体に伝えるほか、インター
ネット等を通じて、広く一般に周知することを目標とします。
（２）ウェブサイトの構築及び運用の開始
（１）で取りまとめられた内容を適切に反映し、少なくとも３種類以上の農業
生産資材に関する情報を掲載したウェブサイトを構築し、運用を開始することを
目標とします。
（３）農業者の満足度アンケートの実施及びウェブサイトの改善提案等
農業者に対するアンケートにおける、農業生産資材価格の「見える化」に対す
る満足度を目標の指標として、50％以上の目標値を設定するものとします。また、
アンケートを通じて抽出された課題を解決するため、ウェブサイト及びその運用
の改善方策を取りまとめ、第２の２の事業実施主体に伝えるほか、インターネッ
ト等を通じて、広く一般に周知することとします。
２ 成果目標の目標年度は、（１）及び（２）については平成 28 年度、（３）につい
ては平成 29 年度とします。

用途	その他
業種	農業