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新規事業の助成金・補助金について

先端技術、技術革新は優遇支援！

時代の流れとともに、隆盛を誇るビジネスもあれば、衰退するビジネスもあります。
特に、近年はインターネットの普及に伴い、情報の収集、拡散のスピードが速まり、これにともない、変化の加速化が進み、次々に新しい技術や産業が生まれています。

グローバル化や技術の高度化によって、ゲノム解析がバイオ関連ビジネスを、IPS細胞が再生医療分野のビジネスを活性化させています。IoTやAI、VRなどによりIT分野もますます拡大の一途をたどっています。製造業でもロボットの導入が進み、海外では宇宙開発、ロケットでのビジネスの展開が進んでいます。

飲食店も利用できる小規模型が新設

このような時代の変化のなか、新しいビジネスを始めたい！事業拡大を行いたいというニーズは少なくありません。そのような事業主の方に向けて中小企業庁をはじめ、さまざまな関係省庁や自治体、財団等を主体として助成金、補助金が実施されています。

中小企業庁が行う「ものづくり・商業・サービス補助金」は、基本的には設備投資を用途とする補助金ですが、平成28年度は新たに「小規模型」が新設されました。この補助金は小規模事業者が使いやすい支援策となるように補助上限額500万円という小規模な額で行う試作品開発・生産プロセスの改善に活用できます。

また、小売業や飲食業の方でも取り組みやすい業務支援アプリの導入や、顧客データを連携しクラウド管理するための費用など、IT利活用による付加価値向上にも活用できます。このほかにも、これまでの「一般型」や、さらに大規模な投資に向けた「高度生産性向上型（サービス・ものづくり高度生産性向上支援）」補助上限額3,000万円（すべて補助率2/3）が新設されました。

高齢者、女性を支える事業の支援

また、人口動態の変化から少子高齢化が進むなか、高齢者に対する保健福祉サービスにもますますニーズが高まっています。厚生労働省では、老人保健健康増進等事業として、高齢者の介護、介護予防、生活支援、老人保健や健康増進などに関する先駆的、試行的なビジネスを行おうとする事業者に対しては、老人保健事業推進費補助金を行っています。

また、女性の社会進出が加速化するなか、各地域で保育園、保育所など子どもを預ける施設の不足が叫ばれていますが、これに対し、国は「待機児童解消加速化プラン」で、小規模保育事業などの新制度の先取りや、保育所の新設等を促進するための支援を行っています。

新しいビジネスにチャレンジを考えたら、まず助成金、補助金をチェック!!

使える補助金をみつけたら、まずは申請してみましょう！採択されれば、経済的な負担が軽くなり、事業の安定化に役立てることができます。